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2026/07/27 (Mon) 09:11:12
サッカーをする駒たち4
夕日が沈むころ、歩Aはようやく足を止めた。 息が白くなるほど練習して、膝に手をつく。
玉監督は立ち上がり、ゆっくり歩Aのほうへ向かった。 歩Aは驚いたように顔を上げる。
「歩」 玉監督は短く呼んだ。
「その練習、続けろ。 お前の前へ進む癖は、試合で必ず生きる」
歩Aは、何も言えなかった。 ただ、胸の奥が少しだけ熱くなる。
金や銀の笑い声は、もう聞こえない。 グラウンドには、歩Aの足跡だけが残っていた。
玉監督はその足跡を見て、静かに思った。 ——歩は、歩のままで強い
サッカー大会。大事な試合
激しい戦いになり、金と銀がケガをした。
歩Aが呼ばれグランドに立つことになる。
7月25日でーくが参加しました - deeck
2026/07/25 (Sat) 21:24:16
マリーさん やまさん
おじょさん けいさん
でーくが参加しました
deeck
2026/07/20 (Mon) 09:35:42
サッカーをする駒たち3
夕方のグラウンドは、誰もいないのに、どこか試合の名残りが漂っていた。
風が止むと、遠くでボールが転がる音だけが、かすかに響く。
歩Aは、ひとりで練習していた。 ぎこちない足取りで、前へ。 つま先でボールを押し出すたびに、砂が小さく跳ねる。
「もっと、前へ」 歩Aは自分に言い聞かせるように、何度も同じ動きを繰り返した。
その姿を、玉監督は遠くから見ていた。 ベンチに腰をかけ、腕を組んだまま、ただ静かに。
金や銀は、今日もサボっていた。 部室で笑い声を上げているのが、ここまで聞こえる。 彼らは試合になればそこそこ動く。 でも、練習には来ない。 来ても、すぐに帰る。
玉監督は、そんな彼らよりも、 歩Aのぎこちない足取りのほうに、ずっと目を向けていた。
歩Aは、才能があるわけじゃない。 速くもないし、器用でもない。 でも、前へ進むことだけはやめない。
玉監督は、歩Aの足音を聞いていた。 砂を踏む、一定で不器用なリズム。
そのリズムが、なぜか心に残る。
「どこかで使いたいな」 玉監督は、誰にも聞こえない声でつぶやいた。
歩Aは気づかない。 ただ前へ。 ただボールを追いかけていた。
7月18日でーくが参加しました - deeck
2026/07/18 (Sat) 21:32:30
マリーさん やまさん
けいさん おじょさん
でーくが参加しました
deeck
2026/07/13 (Mon) 08:02:58
サッカーをしている駒たち2
歩Bは申し訳なさそうに、歩Aに言った。 「俺、サッカーを離れる。将棋部に行くよ」
歩Aは少し笑ってみせた。 「じゃあ俺は……誰からパスを受け取ればいいんだ」
歩Bはしばらく空を見てから、静かに言葉を置いた。 「俺たち、サッカーの才能は……たぶん、ない。 Aも、もう無理しなくていいと思う」
歩Aはその言葉の重さを確かめるように、ゆっくり考えて言った。
「辞めない。サッカーが好きだから」
B「そうか、がんばれよ。応援はしている」
歩Aにはサッカーを辞めない理由がもう一つあった。
Aが香にボールを奪われそうな時。
「とらないでよ」女性の声が応援してくれた。
誰だかわからない、でもその正体を知りたくてサッカー続けている。
気持ちはとっくに将棋倶楽部に行きたいのに
お久しぶりです - MIneOne
2026/07/12 (Sun) 02:42:49
先日某U549倶楽部会員との会話の中で思い出しました
皆さん元気でしょうか
また顔を出せればと思います
7月11日でーくが参加しました - deeck
2026/07/11 (Sat) 21:54:23
マリーさん やまさん
けいさん おじょさん
でーくが参加しました
deeck
2026/07/06 (Mon) 10:21:50
サッカーをしている駒たち
歩は、まだ少し大きすぎるボールを前にして、ぎこちない足取りで進んでいく。 「ゴールまで、あとすこし」 そんなふうに心の中で数えながら、ただ前へ。
そこへ香が風のように横から現れ、長い直線の軌道でボールをさらっていく。 歩は一瞬立ち止まり、でもまた前を向く。 奪われても、進むしかない。それが歩の性分。
再びボールを追いかける歩。 今度は桂馬が、ふわりと跳ねるように現れて、ボールを持っていってしまう。 「なんでそんな跳ね方ができるんだよ」 歩は心の中でつぶやきながらも、やっぱり前へ。
そして最後は、歩Aと歩B。 二人で並んで、同じリズムで、同じ方向へ。 ぎこちない足取りでも、パスで香や桂をかわしながら二人で、 ゴールまでの道が、ほんの少しだけ広くなる。
歩たちは、ただ前へ。 奪われても、止められても、前へ。 それが彼らのサッカーである。
7月4日でーくが参加しました - deeck
2026/07/04 (Sat) 23:42:17
マリーさん やまさん
おじょさん けいさん
でーくが参加しました
deeck
2026/06/29 (Mon) 08:51:17
敵陣を目指す歩。
敵陣を目指す歩。
前に一歩を踏み出す。
銀に進路をじゃまされ、金に行く手をふさがれても、ただ前へ進む。
とても敵陣に入れそうに見えない。
角に斬られ、飛車に薙ぎ払われても、やけにならず。 目指すは敵陣。
味方の角に助けられ、味方の飛車の援護もあり。
歩がと金になる——それは偶然ではない。
なるべくして、なる。
もはや簡単には倒れない。
と金の進軍を止めるには、容易ではない。
もう、いままでの歩ではない。
ただの一歩ではなく、覚悟を帯びた一歩になった。
その一歩が盤上の空気を変え、敵陣の奥に眠る“何か”さえ目を覚まさせる。
歩はただ進むのではない。 進むことで、世界を変えようとしている。
敵陣を目指す歩。 押し返されても、踏みつけられても、ただ前へ進む。
6月27日でーくが参加しました - deeck
2026/06/27 (Sat) 22:00:29
マリーさん やまさん
おじょさん けいさん
ラティさん
でーくが参加しました
2026/06/22 (Mon) 09:23:49
登山3
玉は肩を落としたまま、しばらく赤い山を見つめていた。
その赤は夕焼けではなく、まるで挑戦者を呼ぶような色だった。
飛車はそんな玉の横顔を見て、ふっと笑う。
「玉さん。 山道を歩かなくていい、なんて言いましたけど……」
玉はむすっとした表情で言い返す。
「だって、やっと着いたんだぞ。 もう少しこう……達成感に浸らせてくれよ」
飛車は首を横に振る。
「達成感は大事です。でも、駒は止まると錆びます。 それに――」
飛車は指で赤い山を指した。
「向こうの山、さっき若い駒が登っていったでしょう。 あの子たち、きっともう半分くらい登ってますよ」
玉は思わず吹き出していた。
6月20日でーくが参加しました - deeck
2026/06/20 (Sat) 22:02:25
マリーさん やまさん
おじょさん
でーくが参加しました
deeck
定ログ集計 - MRI_APT
2026/06/20 (Sat) 19:53:24
定ログ部屋を設置して頂いた方々
どうもありがとうございましたm(_._)m
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
[定ログ出席記録]
yama3さん(2026.02.07〜継続中)
deeckさん(2026.02.07〜継続中)
MRI_APT(2026.02.07〜継続中)
ロデさん(2026.04.04〜継続中)
おじょさん(2026.05.02〜継続中)
けいさん(2026.05.09〜継続中)
チータさん
キディングさん
ころもさん
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
【 定ログ出席者報告回数 】
18回
deeckさん
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
『2026.06.20 現在』
2026/06/15 (Mon) 08:15:56
登山2
玉と飛車が汗をかきながら山を登っている。
下から元気な若い駒が走ってくる、あっさりと抜かれてしまう。
追いかけたいけど、限界、力を残したい。
相手のペースに乗せられると後がつづかない。
やがて玉が嬉しそうに声を上げる。
「頂が見える、もう少しだ」
「もうすこしですね」 飛車も笑った。
そして二人はついに頂へたどり着いた。
「やったー!やりましたね!」 飛車が両手を上げる。
玉も大きく息を吐き、満足げに言った。
「これで山道を歩かなくていい……」
飛車は目を丸くした。
「これからですよ。 この頂は“初段の山”。 ここから下って、川を越えて……あちらに見える赤い山が“二段の山”です」
玉は肩を落とし、足を引きずりながらつぶやいた。
「え~……」
山の風だけが、優しく笑っていた。
6月13日でーくが参加しました - deeck
2026/06/13 (Sat) 21:28:56
マリーさん やまさん
けいさん ロデさん
でーくが参加しました
deeck
6月13日でーくが参加しました - deeck
2026/06/13 (Sat) 21:42:56
おじょさん
も来ました
deeck
6月13日でーくが参加しました - deeck
2026/06/13 (Sat) 22:35:39
キディングさんも
来ました
deeck
2026/06/08 (Mon) 08:30:02
山登り
玉は、山の上を見上げた。
まっすぐ伸びる道の先で、陽の光が白く揺れている。
その光の中に、ゆっくりと動く影があった。 先に登っていた金や銀たちが、肩で息をしながら、それでも前へ進んでいる。
玉はぽつりとつぶやく。
「……みんな、苦しいんだな。強い駒でも、苦しいんだな」
飛車はうなずく。
「強い駒ほど、苦しい場所まで来てしまうんです。 でも、そこで止まらないから強いんです」
玉は少し笑った。 その笑いは、疲れと、ほんの少しの誇りが混ざったような、静かな笑いだった。
山道を吹き抜ける風が、玉の汗を冷やし、飛車の袖を揺らした。
そして玉は、足を前に出した。
「……よし。もう一歩だけ、進むよ」
飛車も同じ歩幅で並ぶ。
「はい。小さくていいんです。一歩で十分です」
二人の影が、まっすぐな山道に重なり、ゆっくりと上へ伸びていった。
6月6日でーくが参加しました - deeck
2026/06/06 (Sat) 21:48:23
マリーさん やまさん
おじょさん けいさん
ロデさん
でーくが参加しました
deeck
2026/06/01 (Mon) 08:23:35
左馬
左馬は静かに、しかし堂々と立っている。
桂馬はその大きさに思わず口を尖らせた。
桂馬 「大きいなあ……盤を一人占めじゃないか」
左馬(落ち着いた声) 「ご安心ください。私は置物で、盤には乗りません」
桂馬 「そうなのか。どうやって動かすのか心配してたよ」
左馬 「私は“福を舞い込む”、“厄ばらい”の置物です」
桂馬(目を丸くして) 「ご利益ありそうだな」
左馬(キッパリ) 「あります」
その“あります”の一言に、 盤の上の空気がすっと澄んだような気がする。
玉が遠くからひと言。
玉 「……じゃあ、うちの桂にも厄ばらい頼むよ。 最近、反対方向に飛んだりしてるからな」
桂馬 「それは言わないでくださいよ、玉さん……」
左馬は微笑むように、静かに揺れた。 その揺れは、まるで「大丈夫、見守っている」と言っているようだった。
5月30日でーくが参加しました - deeck
2026/05/30 (Sat) 21:33:11
マリーさん やまさん
おじょさん けいさん
キディングさん
でーくが参加しました
deeck
2026/05/25 (Mon) 07:51:13
スランプ2
日向ぼっこをしている玉
玉のサングラスが、春の濃い緑と青をゆっくり跳ね返している。
その横を、そっと気配を消すように香が通りすぎようとする――けれど、
玉は気づいて声をかける。
「香さん、“香の呼吸”を教えにきたのかな」
「いいえ…偶然通りかかっただけです」
玉はサングラスの奥で、少しだけ目を細める。
「最近、将棋を指すのが怖くてね。」
香はぴたりと止まり、目を丸くする。
「どうしてですか」
「先日“二歩負け”をしてね。今回は優位な形勢からひっくり返されてしまってね、それから怖いんだよ」
香は、玉の横にちょこんと座る。 草の匂い、遠くの風の音。
玉の影が、少しだけ揺れる。
「飲んでも忘れないのですか」
「忘れない、気にしないようにしてるが、気になる」
「玉さん、怖いまま指していいんですよ。 怖いままでも、玉さんは玉さんですから」
玉はサングラスを少し上げ、光をひとすじだけ受ける。 その目は、まだ揺れているけれど、 揺れの奥に、ほんの少しだけ“戻ってくる気配”がある。
盤上には駒たちの汗が染み付いていた。
無題 - ちーた
2026/05/19 (Tue) 21:36:41
1449になったあと初段を目指して指しても全く勝てないです81ww
それは、あるあるです。 - kidding
2026/05/24 (Sun) 08:53:25
皆、そんなもんです。
私もです。
将棋なんて、そんなもんです。
めげないで、頑張りましょう!
また、会える時を楽しみにしてます。
ではでは!
5月23日でーくが参加しました - deeck
2026/05/23 (Sat) 21:33:18
マリーさん やまさん
おじょさん けいさん
キディングさん
でーくが参加しました
deeck
2026/05/18 (Mon) 09:37:14
新葉の季節
新葉に日の光がまぶしい午後。 歩は図書館の窓際で、分厚い「AI入門」を読んでいた。
そこへ桂馬が通りかかる。
「この眠たい時期に本を読んでいるとは感心だな」
歩は少し照れながら本を閉じた。
「いまからはAIの時代です。すこしでも追いつかないと」
桂馬は腕を組み、遠い目をした。
「私たちの時代は“けいこ、けいこ”の時代だった。 けいこ中は水も飲めなかった」
歩は苦笑する。
「今なら完全にコンプラですね」
桂馬は急に立ち上がった。
「……用事を思い出したのでこれで」
逃げるように去っていった桂馬は、その足で金のところへ向かい、 なぜか突然、叫んだ。
「あっと〜驚く為五郎〜……何それ」
金が目を瞬かせる。
「どうしたんですか」
「いや、なんか急に昔のギャグを言いたくなった」
風が吹き、盤上には むかしのギャグと、一輪の桜だけが残った。
5月16日でーくが参加しました - deeck
2026/05/16 (Sat) 21:34:51
まりーさん やまさん
けいさん おじょさん
でーくが参加しました
deeck
5月16日でーくが参加しました - deeck
2026/05/16 (Sat) 21:46:05
ロデさん
も来ました
deeck
2026/05/11 (Mon) 08:12:08
桜葉
桜の花が散り、若葉が光を受けはじめる頃。
玉はひとり、詰将棋の前で眉を寄せていた。
「わからないな……むずかしい」
そこへ歩が通りかかる。
「詰将棋ですか。よければ、私にもやらせてください」
歩は盤に向かうと、迷いなく、速く、正確に手を進めていく。
玉はその横顔を見つめながら、胸の奥がざわついた。
「私より……速く、解いていく」
最後の一手を置いた歩は、静かに頭を下げる。
「楽しかったです」
玉は平静を装いながら、軽くうなずいた。
その後、玉は金にそっと打ち明ける。
「歩が……私よりずっと速くて」
金は落ち着いた声で言う。
「大丈夫です。玉さんには“対局観”があります」
その言葉に、玉の肩の力がふっと抜けた。
安心したように、玉は小さく息をついた。
「まだ負ける訳にはいかないな」
盤上には、風に運ばれた桜の花びらが一枚だけ残っていた。
まりーです - MRI_APT
2026/05/09 (Sat) 21:09:19
81dojo
でーくさん
やまさん
けいさん
キディングさん
見つけたのですが重くて観戦までいけないです( ; ; )
5月9日でーくが参加しました - deeck
2026/05/09 (Sat) 22:19:06
ころもさん ロデさん
でーくも参加しました
deeck
2026/05/04 (Mon) 07:59:00
スランプ
桜が散り終わるこの時期に
初段になってからボーッとしている、玉。
「燃え尽き症候群かな……やる気が出ない」
金、困った顔で
「滝行でもしますか?それとも……」
玉、
「修行はしたくない」
その言葉を聞きつけ、桂馬がひょいと顔を出す。
桂馬 「玉さん、“ゴマギョン”を連れてきましたよ。灰が好きなんです」
胴体が犬、しっぽが魚ような生き物。
玉 「お前、また変なの連れてきたな…」
桂「灰を食べてくれるんですよ」
玉「灰を食べてどうするの?」
桂「燃え尽きた灰を食べてくれるから又火が付きやすくなります」
玉「なるほど」
むしゃむしゃと玉の周りの灰を食べるゴマギョン
玉、はれやかな顔で
「なんかちょっとだけ前向きになれたかも」
桂馬
「玉さん起きて、おきて」
目を覚ます玉
「夢か……夢をみてたのか」
盤上にはゴマギョンの夢の後が残った。
定ログ集計 - MRI_APT
2026/05/03 (Sun) 19:39:48
定ログ部屋を設置して頂いた方々
どうもありがとうございましたm(_._)m
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[定ログ出席記録]
yama3さん(2026.02.07〜継続中)
deeckさん(2026.02.07〜継続中)
MRI_APT(2026.02.07〜継続中)
ロデさん(2026.04.04〜継続中)
おじょさん(2026.02.07〜2026.04.18)
けいさん(2026.03.14〜2026.04.18)
チータさん
キディングさん
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
【 定ログ出席者報告回数 】
12回
deeckさん
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
『2026.05.03 現在』
無題 - おじょ
2026/05/02 (Sat) 22:26:39
おじょです。
なんか81落ちた後再ログインできなくなりました。
話の途中だったのにすいません。
接続トラブル - deeck
2026/05/02 (Sat) 22:30:29
再起動しても
ログインできないです
なんらかの
接続トラブル
です
おじょさんが悪いわけじゃないです
でーくまた会いましょう
deeck
Re: - おじょ
2026/05/02 (Sat) 22:31:21
戻れましたが皆さんいなくなってますね。
鯖落ちですかね。